駆け出し顧問の練習日記

中学野球部員の生き生きした日常を一般公開します。私の監督としてのスキルアップも目指しています。

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本当に負けず嫌いというか、勝負事のなかで生きてきた性と
いうのでしょうか、昨日の試合の悔しさで私はよく眠れません
でした。 自分の野球歴の中で、これほど勝てなかったことは
今までなかったことなので、ある意味昨日は生徒たちを突き放し
たわけですが、本当にそれでよかったのかどうかなど、いろいろ
と考えました。

朝おきて、今日の練習試合は極力口出しをしないで、生徒たちに
やらせてみよう!と自分のなかで誓いを立てて出発しました。

練習試合の相手は、同じ地区内にある公立校の稲中です。
昨日の第一試合で勝利し、次の試合までの調整練習の相手に
うちを指名して頂いたわけですが、負けるはずのないうちに
勝って、弾みをつけて次の試合に臨もうという意図のようです。
はっきり言って「かませ犬」のような扱いですが、悔しさは
野球で晴らすしかありません。 生徒の奮起に今日は期待する
ことにしました。

いつものことですが、3.5キロほど離れた稲中まで、寮に住む
生徒たちは走って行きます。 通学生のなかで早速忘れ物をした
生徒がいることが分かりました。「今日もか・・・。」という
思いが頭をよぎりましたが、心を鬼にして、自分で責任をとらせ
ることにしました。 学校までは車で送りましたが、学校から
会場まで走らせました。


続きは以下へ



昨日100球近く投げているコウイチロウは休養させ、
「投げさせてください」と申し出てきたリョウタロウ
の心意気を買って、ぐっさんとのバッテリーで先発させ
ました。昨日気持ちが入っていなかった生徒を先発メンバー
から外し、以下のメンバーで試合開始です。

1 三 コウイチロウ
2 中 マコト
3 投 リョウタロウ
4 捕 ぐっさん
5 左 トモアキ
6 遊 タケチャン
7 二 ユウタ
8 一 ヨシヤ
9 右 ヤブ


   1 2 3 4 5 6 7 計
本校 0 0 1 0 2 0 0 3
稲中 0 1 1 1 1 0 × 4

本塁打:コウイチロウ
安打: タケチャン・コウジ

総評:2回に内野ゴロの間に1失点。3回表にすぐに
   コウイチロウの本塁打で追いつく。その後四球
   や小さいミスでランナーを出すも、今日は生徒同士で
   次どうするか声が良く出ていたため、大量失点に
   ならずに1点ずつ失点。4回の1点は、リョウタロウ
   がゴロの処理を焦ってしまって悪送球で1点が入った。
   うちの5回の2点は、タケチャンのヒットで出た
   ランナーを3塁まで進め、気持ちの入ったところで
   送り出したコウジがセカンドゴロで全力疾走。気持ちが
   通じたか、エラーを誘って1点。さらに四球と打撃妨害
   で満塁とし、リョウタロウが四球をえらんでもう一点追加。
   6回からはコウイチロウを投入し、何としても追いつく
   気持ちを込め、こちらも采配をふるう。最終回は2死3塁
   と1本出れば同点の場面だったが、試合終了。コウジは
   タッチアップのランナーを刺し、2度出塁など気持ちが
   入っていた。

昼食を挟んで第2試合です。 第2試合は1年生でとりあえず
現時点で試合に出して何とかなるメンバーを中心にスタメンを
組みました。 稲中さんも7人1年生を出してきました。
まとめ役、指示を出す役は3年生にさせ、私はサインのみの
参加です。

1 中 マコト
2 遊 ユウタ
3 投 タイシ
4 捕 ミチアキ
5 三 タケチャン 
6 左 ユズ
7 一 ヨシヤ
8 二 マサヤ
9 右 タカヒロ

こちらは1年生4人と去年1年間全く試合に出られなかった
タカヒロも出場です。トモヒトはマサヤと交代で出場。

   1 2 3 4 5 6 計
本校 1 0 2 0 3 3 9
稲中 0 0 0 0 1 1 2
(6回コールドゲーム)
三塁打:マサヤ・マコト
安打:ユウタ2、ミチアキ2、タケチャン、ユズ


総評:試合にならないと思い、初心者は一応マサヤとタカヒロ
   のみ出しましたが、なかなか思い切ったプレーをして
   くれました。 ユウタ・タケチャン・マサヤの内野が
   堅かったため、タイシは安心してストライク先行の
   リズムよい投球が出来ました。 6回・7回と初心者を
   ゲームに出そうとしたのですが、相手もミスがたくさん
   出て、こちらもいいところでヒットが出たり、ミスに
   乗じたりして確実に加点していったため、コールドゲーム
   になってしまいました。 アヤトとコウスケは試合に
   出したかったのですが、出せずに終わってしまいました。
   監督になって初めて勝ちましたが、初心者を使ったほうが
   良かったのかどうか、あちらの監督さんに失礼になって
   しまったかもしれません。 何だか拍子抜けしてしまい
   ました。 選手はのびのびとよくやったと思います。

今日は2試合の予定だったのですが、大差をつけられての負けで
終わるのは、調整にならないと思ったのでしょうか、それとも
1試合目で気持ちよく勝てなかったからなのか、予定外の3試合目
を稲中の監督さんから申し込まれました。 実は内心「しめた!」
と思ったのです。1・2年生の活躍を見て、3年生は絶対に奮起
していたはずですから。 しかしながら問題はピッチャーのやり
くりです。 1試合目でまずまずの投球をしたリョウタロウを
合計100球になるまで引っ張ろうと先発を言い渡し、稲中の
ベストメンバーに臨みました。 

試合前のミーティングで、「昨日の負けを完全に払拭したいなら、
トーナメントを勝ち上がっている稲中に勝たないといけないぞ。
自分たちで話し合って、試合を作って、声を出して、5点取るぞ!」
という話だけして、私はサインを出すことと選手交代に専念です。

1 捕 ミチアキ
2 二 タイシ
3 投 リョウタロウ
4 三 コウイチロウ
5 一 ぐっさん
6 中 コウジ
7 遊 タケチャン
8 左 ユズ
9 右 ヤブ

   1 2 3 4 5 6 7 計
本校 0 0 0 0 0 2 4 6
稲中 1 2 0 0 0 0 0 3

いつもの負けパターンを覆して逆転勝ち!新チームになって
遅い遅い初勝利! 私も監督として初勝利。本当にうれしかった。

総評:1回に四球で出したランナーが、微妙な遊ゴロの判定で
   セーフになってしまい失点。2回にはヤブがライトライナー
   を後逸し本塁打にしてしまう。 いつもの嫌な流れ。しかし
   今日は生徒たちの気持ちが切れない。ベンチから見ていても
   それが良く分かった。 ヤブはタイムリーエラーのあと
   ベンチに下げられたが、泣きながら大声をだして応援して
   いた。 あきらめずに終盤までいけば、何とかなる。いや
   何とかしてやらないといけない。 しかし攻撃陣は1回に
   2死2・3塁からぐっさんが見逃し三振してしまい、それ
   以降全く攻撃の糸口すらつかめない状態が続く。 しかし
   守備陣・投手陣は3回までリョウタロウ、4回ヨシヤ(1年生
   ながら強力打線を何とか無失点で抑える)5・6回ぐっさん
   が粘り強く無失点でつなぐ。 相手投手に疲れが少し見え
   始めた6回表、先頭のリョウタロウが右中間に三塁打を放つ。
   暴投で生還し1点を返した後、コウイチロウ四球、ぐっさん
   内野安打の後、動揺の見える相手に一か八かのダブルスチ
   ールを仕掛けた。これが見事成功。 無死2・3塁で、ここで
   Shun監督が動く。 ピッチャーのリリースで球種がわかる
   ような気がしたので、それをバッターに大声でアドバイス
   してみた。 コウジは見事にまっすぐをとらえたかに見えた
   がショートライナーになってしまい、3塁ランナーまでアウト
   になってしまう。 ここで終わってしまうのが今までのうち
   のチーム。 しかし今日は違う。 球種のことで妙にリリース
   を気にし始めたピッチャーがまっすぐをそろえるようになり、
   タケチャンがきわどいところに転がして内野安打。悪送球も
   伴ってもう一点を返す。後続は倒れたが、これで今日はいける
   と私は確信を得た。 ぐっさんがテンポよくゼロに抑え、いい
   流れで最終回の攻撃へ。 

ここで先頭打者がでたら、逆転のシナリオを頭に描いていた私でした
が、生徒はみごとにそれに答えてくれました。生徒の気持ちとわたし
の采配が、ひとつになった瞬間でした。 では、最終回の攻撃へ。

   リリースの問題で動揺が続くピッチャーを、そうとは知らず
   続投させる稲中監督。 先頭の代打マコトがしっかり四球を
   選ぶ。 バントの構えなどで揺さぶると、全くストライクが
   入らなくなり、連続四球で無死満塁に。 3番リョウタロウは
   冷静に押し出し四球を選び、同点に追いついた。ここで4番
   コウイチロウという願っても無い場面が回ってくる。
   ベンチの雰囲気も最高潮に。 しかし初球、コウイチロウは
   内野フライをうちあげてしまう。今までのうちならここで
   勝負あったのだが、つづくぐっさんが、今までの不振を振り
   払い、値千金の勝ち越し2点タイムリーを放ったのだ。
   この一番大事な場面で、ずっとやってきたハーフバッティング
   の成果が出てくれた。 続くコウジは上手くたたきつけたのだ
   が、3塁ランナーが本塁憤死。逃げ切るためにはもう一点
   ほしいところで、タケチャンは全力疾走でショートのエラーを
   さそい、貴重なこの回の4点目が入った。

   そして、今まで新チームのエースとして頑張ってきたコウイ
   チロウを、満を持してリリーフに送りだす。 コウイチロウは
   3・4・5番のクリーンアップ(今までたぶん全員に本塁打を
   食らっている)に対し、気迫の投球を見せる。 3番のあたり
   は大きなセンターフライだったが、気持ちが入っていると
   当りが正面を突くものだということを再確認した。鬼気迫る
   投球で3者凡退に押さえ、感動の試合終了を迎えることが
   出来た! 1年生のとき、不安いっぱいで入寮してきた3年生
   4人の顔が思いうかび、また去年の夏休みの、新チームスタート
   当初の本当に低いレベルからここまできたことを思い出し、
   目頭が少し熱くなった。私としても、今後2度とない、監督
   1勝目であった。


今日の試合で大きかったことは、私が試合にほとんど口出しを
しなくても、生徒たちが自分たちで集まって、ミスを補い合って
声を出し合って、試合を作ることが出来、なおかつ勝つことが
できたことです。 トーナメントで勝ちあがって勢いがついている
本気で向かってきた相手に勝てたことは、大きな意味があると
思います。 昨日の負けも払拭できたのではないでしょうか。
指導者として私も今までのやり方を反省し、勉強させてもらい
ました。 試合後は車座になってスポーツドリンクで乾杯し、
勝利の美酒を味わいました。

ミーティングの内容は後日アップします。

感動的な1勝を本当にありがとう!!
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いい試合が出来たようで良かったですね。
普段の練習の成果が出た勝利でしょうか。
これでチームの雰囲気も良くなり、今後が楽しみになったのではないでしょうか。
今後も期待しています。

2006.06.05 10:49 URL | baseball-oyaji #- [ 編集 ]

コメントありがとうございました。

生徒たちが自分で考えて試合を作って
いくさまは、見ていて本当に勉強させられ
ました。 わたしは指導者として、熱血指導の
名の下に、気がつかないうちに生徒に考えさせることを
おろそかにしていたのかもしれません。

今日の試合結果を日頃の練習に生徒が
上手く生かしていけるように、お手伝いを
していきたいと思っています。

気にかけていただいてありがとうございました。

2006.06.05 19:32 URL | Shun #- [ 編集 ]

おめでとうございます
みんなの心が「勝ちたい」というひとつの目的に向かっていたからですね。
3年生 4人でここまでよく頑張ってきましたね。先輩、そして1,2年生の応援があっての君たち。
7月の中体連 楽しみにしています
この試合が一つのステップになりますように…

(試合の総評、選手の姿が目に浮かん    できました。)

2006.06.06 22:11 URL | yuihaha #- [ 編集 ]

先日はせっかく試合のほうにお越し頂いた
のに、不甲斐ない試合をお見せしてしまい、
申し訳ございませんでした。

息子さんの素晴らしい勝ち越しタイムリーを
見てもらいたかったです。急造投手としての
好投も含め、勝利のために自分の力を
充分に出してくれました。

今まで守備の負担が大きすぎて、野球を
楽しめていなかったのですね。こちらが
もっと早くそれに気づいてあげるべき
だったのですが、
彼としても難しいポジションを経験した
ことにより、チームに温かい声をかけて
あげられるようになっています。

至らない私ですが、精一杯生徒と関わって
行きたいと思います。

これからもよろしくお願い致します。

2006.06.06 23:06 URL | Shun #- [ 編集 ]













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