駆け出し顧問の練習日記

中学野球部員の生き生きした日常を一般公開します。私の監督としてのスキルアップも目指しています。

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最後の大会が今日、行われました。まずはコメント欄に
たくさんの応援メッセージ、本当にありがとうございました。

秋の新人戦、教育長杯、春の大会、県選抜、と
公式戦は4回ありましたが、これまで1勝もあげられ
ないままここまできました。

去年は力を出し切れないどころか、もう悔しさも
奪われてしまうような負け方でした。

そういう思いだけは彼らにさせたくない。

最後に自分たちの力を出しきらせてあげたい。

しかし、最後の大会。よほど集中して準備しないと
体は動いてくれません。前日にどれだけ準備をしてきたのか。

得てして準備の出来ていない生徒のところに打球が飛ぶもの。

1試合目は、タイシの出来はまずまず。被安打は3。しかしながら、
外野フライの見失い、バントシフトからの悪送球、トンネルなどが絡んで、
手の内をお互いに知り尽くしている春の準優勝校に0-7でールド負けを
喰らってしまいした。


こんな試合内容で、「ドンマイ、次頑張れ」なんていう言葉は嘘でも
かけられませんでした。 最後の大会ですが、生徒達を前にして、
厳しく叱責し、思いのたけをぶつけました。真剣味がたりない
ということを自分たちで自覚し、本当に悔いのない試合をして欲しい。
ただそれだけでした。このままじゃ悶々として、私ならしばらく
眠れない。そんな内容の試合でした。


リーグ戦2試合目では、準備の足りなかった2年生ふたりをスタメンから外し、
1年生のタカアキをレフトに起用。ピッチャーにはタケチャン、ファーストには
ヤブを起用して、最後チームとしてのまとまりが出ることに賭けました。

今まで登板のたびに試合を壊し、つい先日の練習試合でやっと
結果を出したタケチャンは、春にうちがコールド負けした優勝校に
一歩も引かない投手戦を展開します。 4回裏、四球と暴投、内野ゴロ
の間に2点を先制されます。しかし5回表に彼らは気合で2点を
とりかえします。1死2・3塁からエンドラン空振りも、相手のミス
を誘ってまず1点。その直後のボールをタイシがレフト前にタイムリー
ヒットを放ち、2点目を返したのです。

なおも続く1死1・3塁からユズとタケチャンが凡退し、勝ち越せ
なかった裏の回に、2死2・3塁のピンチを迎えます。ここで
逆に相手はレフトオーバーの2点タイムリー3ベースを放ちます。
ここが実力の差といってしまえばそれまでなのですが、タケチャンは
ここ一番で3年生になってからベストのピッチングをしてくれました。

リリーフのヨシヤが1点を追加され3点差になりますが、最終回も
彼らは諦めていませんでした。優勝候補と一歩も引かぬ競り合いを
演じてきたことで、野球の楽しさをようやく感じることができた
のかもしれません。2死からミチアキが、意地のセンターオーバー
タイムリー3ベースを放ちます。つづくタイシは三遊間を破り、
今日2本目のタイムリーヒット。1点を返します。

最後、ユズが三振でゲームが終了。

最近夜な夜な夢に出てきた彼らの姿が思い出され、また力が
ついてきていながら勝たせてあげられない自分への不甲斐なさ
もあり、こみあげてくるものを抑えることができませんでした。

これが第一試合からできていれば。

いや、第一試合からできるように準備させてあげられなかった
自分の力不足です。

3年生、2年3ヶ月を共にした日々に感謝します。本当にありがとう。
自分が教師として仕事をする喜びを一番感じていた時間は、
君たちと野球をしていた時間でした。

初心者が半分のチームで、最後に自分たちの目指している全員
野球の一端を見せることが出来た。

涙を流しながら応援席に一礼をしている間、これまででひときわ
大きな拍手を応援席から頂きました。だからこそ、勝たせてやれなかった
自分が本当に不甲斐なく、保護者の皆様にも申し訳ない気持ちで
一杯です。すみませんでした。

3年生は、悔しさ6割、達成感4割といったところでしょう。

私が1年生から面倒を見た、初めての代。

私と一緒になって、本気で強くなろうとした初めての代。

新チーム結成前に、他校に勉強させてもらいに行った初めての代。

野球部があることすら知られていなかったうちの中学校の
看板を背負って対外試合を数多く行った初めての代。

ピッチングマシンを練習で使用した初めての代。

合宿で学校中のトイレを掃除した初めての代。

色々な「初めて」を実現してくれた代でした。

今日、保護者の方の前でも夢を語らせて頂きましたが、
自分はRM中野球部を10年で県大会の常連にする決意で
顧問についています。

後で振り返ると、彼らはその試金石になった代ということに
なるでしょう。

限られた設備と練習時間の中で、強くなりたいという目標に
向かって頑張った彼らの汗と涙と努力は、第三グラウンドの土に
しっかりとしみ込んでいます。

新チームにそれをしっかり受け継いでいくことを誓います。


最後に、保護者の皆様へ。遠方から応援に来て下さいまして
本当にありがとうございました。彼らも励みになったと思います。
公式戦では勝たせてあげられなかった自分の力不足をお詫び致します。

彼らの残りの中学生活・これからの高校生活の中で、野球部での
経験がきっと生きてくることと思いますし、それだけのことを
2年余りで伝えてきたつもりです。 これまでのご支援、ご協力
本当にありがとうございました。

新チームのキャプテンにはマコト、副キャプテンにはA・ユウタが
指名されました。 彼らと共にまた新しい野球部の1ページを刻んで
いきたいと思います。
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先生、3年生の皆さんお疲れ様でした。
先生にとっては生涯忘れられない代になることでしょう。手取り足取り、一からの指導は大変なご苦労があったことと思います。
指導者にとって、基盤を作ることが何よりも骨の折れる事です。あとになって、あの頃が一番楽しかったなと思えるかもしれませんね。
これからは信じた事を繰り返し行うことで自然に強いチームが出来上がっていくことと思います。

2007.07.09 08:34 URL | 横浜への道 #- [ 編集 ]

横浜への道さん、応援ありがとうございました。

正直言いますとえもいわれぬ脱力感に襲われています。

2年3ヶ月で4年分くらいの仕事をしたような感じが
しますが、長いようで短かったというのが実感ですね。

現状の学校の体制の中で、どれだけ大切なことを
伝えながら、生徒達に強く、たくましく育って
もらえるかを模索し続けた2年3ヶ月でした。

基盤が本当にできるまでにはもうワンサイクル
ほどかかるかも知れませんが、その中で結果も
だしていかなくてはいけないと思っています。

審判員の方々や、よそのクラブのコーチの方には
「R中、すごく変わりましたね。」とか「気持ちの良い
チームになりましたね。」「これからもがんばって
ください」と温かい言葉をたくさんかけて頂きました。

生徒達の思い、取り組みが見ている人たちにも
伝わったのかな、と思います。私の伝えようと
してきたことは間違いではなかったな、と思いました。

2007.07.09 10:08 URL | shun #- [ 編集 ]













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