駆け出し顧問の練習日記

中学野球部員の生き生きした日常を一般公開します。私の監督としてのスキルアップも目指しています。

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今日からテスト週間に入り、エネルギー源である
部活がありません。 仕事がはかどりありがたくも
あるのですが、やはり一日に物足りなさが残ります。

昨日の喜びを誰かに聞いて欲しくて、東海オフに
参加し、お世話になった方々に報告と称して電話
やメールをたくさんしてしまいました。

新チーム立ち上げからこれまでの半年間、生徒が
これほどまでに伸びてくれた要因は一体何なのか?
メールを送りながら、自分なりに分析してみました。

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<要因その1>
「どんなチームにしたいのか」というビジョンを
はっきり持てたこと。そしてそれを生徒と共有できたこと


8月に自分の母校にお邪魔して、顧問の先生と
色々な話をさせてもらいました。その中で、先生が
私に何度も聞かれるのは 「お前は今年のチームを
どんなチームにしたいんや?」ということでした。

そのときに、あいまいな答えしかできない自分が
そこにいました。チームを分析していたつもりで
分析が足らなかったのです。

そこから合宿が始まるまでにそのことばかり
考えていました。当然、どういうチームをつくるか
によってどの生徒をどのポジション、打順に配置
するかが決まってきます。 先生が仰るのは
ごく基本中の基本のことだったのです。

そして、8月後半の合宿が始まるに当たり、
「新チームは機動力を生かして少ないチャンスを
 確実にものにしていくチームにしたい!!」
ということを生徒の前で宣言し、練習メニューも
そのテーマにあわせたものに組み替えました。

生徒達も、機動力を生かすことに対して興味を
持ってくれるようになりました。

思えば、去年の冬練習はチームとしてのその
ビジョンが弱かったため、生徒の中で「なんで
こんな練習をしているんだろう」という疑念が
どこかに芽生えていたのかも知れません。
去年の反省点です。 


<要因その2>
メンタルトレーニングに取り組んだこと
その中でも集中力を高めることに着目したこと


今年の3年生たちは、力があったにも関わらず
ことごとく公式戦で力を発揮できずに負けてきました。

それを私は、大変失礼なことに彼らの試合経験の
少なさのせいにしていました。その一方で、何とか
力を出させてあげる方法はないものか、ずっと考え
続けてきました。

そんな時、「自分の力を引き出すには、集中力が必要」
という言葉に出会いました。 もともと失うものも何も
ありませんから、今年はこの「集中力」にかけてみよう
と決めました。

集中力を高めるには、毎日のルーティーンワーク
(日常的な所作)の積み重ねしかない、という
話を「仕事の流儀」という番組で聞きましたが、
私が着手した部分もまさにそこです。

集中力を高めるための練習を毎日欠かさず
練習の初めに入れる。ただそれだけです。

それが「テニスボールを2個積み上げる」ことでした。

ボールが早くつめた者から練習に入れると
いうシステムにより、生徒達も真剣にボールを
積むようになり、効果はてきめんに現れました。

ボール積み→ランニング→体操→ストレッチ→アップ

この手順を練習でも試合でも必ず踏むようにし、
普段の練習も、実践練習も、練習試合も、そして
公式戦も常に同じ所作を行って入るようにしてきました。

頭で集中しようとして集中するのではなく、体が集中
することを覚えていく。無意識の世界で集中できるようになる。

勉強不足で、「なぜ集中力?」と問われるとまだ
具体的に答えられませんが、生徒達が変わったのは
事実です。 ピンチでは明らかに粘り強くなりましたし、
勝負どころで畳み掛ける攻撃ができる回数が増えて
きました。 


<要因その3>
本当の意味で仲のよいチームをつくろうとしたこと


チームワークを高めるために、色々なことを取り入れ
ました。 まずみんなで大声を出しながら動的ストレッチ
を行うブラジル体操をアップに取り入れました。

試合中どんな生徒と組んでも大丈夫なように、
ポジションを固定せずに色々なポジションで
選手を使い、紅白戦、OB戦を数多く行いました。

また、そのための準備段階として内野・外野の
基本練習を全員に課し、内外野を守っても
支障の無いようにしました。 

緊張感のなくなるような話題は別として、
チーム内の談笑にある程度目をつぶることに
しました。

積極的にやって出てしまったミスは、叱らない
ように心がけました。

機動力、体力を強化するための練習は、全員で
励ましあいながら生徒達も頑張りました。
お陰で、部員全員が同じようなスピードで
レベルアップしていきました。

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これ以外にもいくつか要因があるかも知れませんが、
昨日の試合を見て感じたことはそういう部分です。

もちろん、体が少し大きくなり、肩が強くなり、足が
速くなりということはありますが、それは他校の生徒
も同じようにレベルアップしていますので、うちが
そこで大きく伸びたとは考えにくい。

バスター打法への取り組みはひとつのきっかけに
すぎません。 練習してきたことを試合でだせる
ようになってきた気持ちの部分の成長が大きいようです。

自分で判断し、ノーサインで走ったり、「まかせたよ!」
と指示すると自分の判断で守備位置を見てセーフティ
バントをやってみたり、指示待ちの姿勢がなくなってきた
ことも素晴らしい。

ピッチャーも緩急を意識した投球ができるようになり、
課題だった緩いボールでストライクを取れるように
なったことも大きいと思います。

やらされる野球から、考えて走る野球へ

中体連ではどんなチームになるのか、さらに
レベルアップするためには何が必要なのか、
これから探して行きたいと思います。
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オフ会ありがとうございました。
自分達で考えてできる野球、そういうチームは強いと思います。今の試合の課題を自分達で分析してその後の練習にいかして修正して、次の試合に繋げ、次の試合の課題を分析して・・・。必ず強いチームが出来ていくと思います。でもなかなか出来ないんですよね。そういうことが出来る子供達、指導者の方はすごいと思います。

2008.03.04 05:19 URL | 野球少年の父 #E6kBkVdo [ 編集 ]

失うものは何もない。
とにかく決めたことを継続してやってみる!!
この考えを今の私に貫いていきたいと思います。

2008.03.04 08:47 URL | ミゾイ #- [ 編集 ]

先日はお世話になり、ありがとうございました。

貴チームのレベルの高い小学生の中で、本校を受験
してくれる生徒はいないものでしょうか(笑)

例年経験者が入ってくれると小躍りして喜んで
しまうような部活ですから。

そんな中でも成長していく生徒達を見る、
またチーム全体が変わっていくのを見るのは
毎日本当に楽しく、充実しています。あのような会に
参加することもブログを始めなければ
ありえなかったことです。また東海オフの
際はご一緒できるかも知れませんね。

今後とも宜しくお願いします。

2008.03.04 18:33 URL | shun #- [ 編集 ]

>失うものは何もない

これは底辺から始めた私の状況ですから、
必ずしもミゾイさんのチーム状況には
当てはまらないかもしれませんよ。

これまで監督さんが力を入れてこられた
ことにミゾイさんの取り組みが必ずリンクしていく
ように心がけてみてください。

一気に色々なことを変えようとすると反発を
招きます。ミゾイさんのチームはうちに比べると
はるかに実績があり、野球小僧にとりあげて
もらえるようなチームなわけですから、
「失ってはいけないもの」もあるはずだと
考えます。

ともあれ、その熱い気持ちは私も見習わねば。
私が勉強してきた、または体験してまなんできたことを
22歳(だよね?)から勉強できるのは素晴らしい
ことですし、うらやましくもありますよ!

2008.03.04 18:38 URL | shun #- [ 編集 ]













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