駆け出し顧問の練習日記

中学野球部員の生き生きした日常を一般公開します。私の監督としてのスキルアップも目指しています。

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いよいよ公式戦の日です。

午後1時から試合開始なので、午前中はしっかり
体を動かしてから練習できます。

意気揚々と車でグランドまで出かけたところ、
寮に戻ろうとしている野球部員を発見。
何事かと思い聞いてみると、「部室の鍵当番が
鍵を忘れて、とりにいくところです」とのこと。
今思えばこれがけちのつきはじめで、チームが
ひとつになっていないことを象徴する出来事だった
のかもしれません。 今日は是が非でも全員そろって
気持ちよくスタートを切らなければならない日でした。

そんなこんなでスタートした午前練習も、イマイチ
気合が乗ってこないうえ、エースのコウイチロウが
腕に痛みを訴える始末。チームに嫌なムードが漂います。
(痛みを訴えるなとは言わないが、チームに与えた不安
は大きかった。)

キャッチボールで守備の基本を確認(ゴロ・フライ処理)
素振り・トスバッティング・フリーバッティング
をすませ、バッティングの調子は悪くありません。守備も
昨日の練習試合で悪かったところは修正できていました。

昼食を済ませ、試合会場に向かいます。車の中で居眠りを
していた生徒がいて、その時点で「今日は気合が入っていない
やつがいる」というのを感じました。よっぽど怒鳴りつけて
やろうかと思いましたが自分に「冷静に、冷静に」と言い聞かせて
注意をし、球場入り。しかし生徒たちは今日の試合の重要性が
わかっているのだろうか??下級生はやはり意識が低いと言わざる
を得ません。

40分ほど体を動かしたあと、試合開始です。

スタメンは以下のとおり。

1 中 ミチアキ
2 二 タイシ
3 投 コウイチロウ
4 三 リョウタロウ
5 一 コウジ
6 捕 ぐっさん
7 遊 タケチャン
8 左 ユズ
9 右 トモアキ

1回表 ミチアキ四球、盗塁のあとタイシがバントをファールに
    するも、きっちり右に転がして1死3塁のチャンスで
    コウイチロウに。 またも四球、盗塁で1死2、3塁で
    リョウタロウ。転がせば1点の場面で低めの球に狙いを
    絞るように指示。 しかし高めのボール球に手を出して
    三振。 そこからコウジが四球を選び、2死満塁とチャンス
    が続く。 ここでぐっさんが打席に入る。右方向を意識して
    打てのサインを出すも、一球も振らずに見逃し三振。
    新3年は経験があるはずなのに、メンタルの弱さを露呈。
    ここで1点でも入っていれば。

1回裏 コウイチロウの調子がやはり良くない。四球とバントヒット
    のあとなんでもないフライをショートが落球。無死満塁の
    大ピンチ。しかし何とか踏ん張り1点でしのぐ。

2回表 タケチャンが四球で出塁。無死一塁も、ピッチャーから目を
    離した隙に牽制アウト。やはりエラーを引きずっているのか。
    後続も気持ちが逃げておりあっさり攻撃終了。

2回裏 不用意におきにいったボールを痛打され、無死2塁。バント
    で1死3塁の後、ライト前ヒットで止められそうな当たりを
    ライトが止められず、2ベース。サードゴロで2塁ランナー
    がホームをつくも、コウジが好返球しタッチアウト。
    スコア0-2で3回へ

3回表 先頭のミチアキがライト前ヒット、タイシがショートの
    深いところへ転がし無死1、2塁。コウイチロウの投ゴロの
    間にランナーが進み1死2、3塁。タイミングの合って
    いないリョウタロウにスクイズのサインを出すも構え遅れて
    ファーストへフライをあげてしまう。後続も倒れこの回も
    無得点。 チャンスなのにどうも硬さがぬぐえない。

3回裏 また先頭打者に四球と負の連鎖を断ち切れないコウイチロウ。
    今日は先頭打者を不用意に出してしまい、それがすべて
    失点に直結。 続く4番を三振にうちとるも、ぐっさんは
    なんでもない振り逃げを一塁に大暴投し、一気にランナーが
    生還してしまう。無死2塁から送られて1死3塁。がちがち
    になってしまった彼は次のヒットで出たランナーが三塁に
    盗塁した際にまたも暴投。連続ミスにコウイチロウの気持ち
    がここで切れてしまう。
    後続を討ちとるもここで0-5。声も小さくなる。

4回表 先頭打者ぐっさんをメガホンでぶん殴って気合をいれた私は、
    サインを出す気にもなれすノーサインで打たせる。必死で
    打ちにいったぐっさんはライト線へ3塁打を放ち、意地を
    見せる。 タケチャンは追い込まれるも転がして1点を
    返す。秋までなら三振かフライのケースだが、仕事が出来た。
ユズはまたも気合負けで簡単に倒れるも、トモアキが四球で
    出塁。 ミチアキがヒットでつなぐもスタートが悪く、
    トモアキは2塁どまり。タイシー、何とかつないでコウイ
    チロウに回してくれーと祈る私。 しかしカウント1-3
    から難しい球に手を出してしまい、つなげず。2死無走者
    からチャンスを作っただけに、ここも痛かった。あとで聞
    くと足が震えていたとのこと。経験を積ませなければ。

4回裏 この回初めて先頭打者を打ち取る。しかし次の打者に四球。
    ぐっさんがばたばたしていることに気づいてしまった相手
    チームがどんどん走ってくる。3塁まで盗塁で進まれ、
    次打者にも四球で1死1・3塁。 盗塁で2・3塁になった
    後、相手がエンドランをかけてきた。空振りを取るも
    またしても失点につながるミスが。3本間に挟んだ走者
    を3塁側に追わずにキャッチャーが中途半端な送球をして
    しまい、得点を許してしまう。前日と同じミス。狭殺プレー
    は何度も練習しただけに残念。 さらに気落ちしたコウイ
    チロウはタイムリーを浴び、この回3失点。どんどん自分
    たちで点をやってしまう現象が止められず。独り相撲を
    やっている人にも声かけが足りなかった。

5回表 この回得点せねば1-8と7点差がついているのでコールド
    ゲームになってしまいます。普通にやれば勝てるチームに
    このまま自滅とは全く情けないので意地を見せて欲しい
    ところ。 相手投手は左ピッチャーに交代。代り端に先頭
    のコウイチロウが四球で出塁。 リョウタロウがぼてぼての
    ゴロで2進。 しかしコウジに右方向の打撃を指示するも
    気持ちはレフトへ向いており、三振。 2死2塁でこのまま
    終わりかというムードが漂う中、ぐっさんはライト前に
    タイムリーを放つ。ここからチームの成長が見え、あきら
    めずに次へつなぐ。 タケチャンとユズが左対左にもかかわ
    らず、センター前にヒット。しかし2死なのにスタートが
    悪すぎて1つづつしか進めない。 なおも満塁でトモアキが
    つなげばあたっているミチアキに回るところだったが、
    硬くなってつながらず。

5回裏 点を取ってもらった後の先頭打者をかならず抑えることが
    野球の鉄則なのだが、またも四球で先頭打者をだしてしまう。
    腕が痛いことを差し引いても今日は気持ちがバッターに
    向かっていかない。 次打者にも四球後、1点やればコールド
    負けの場面で外野前進の指示を出すも、ユズはバックホーム
    体制になっておらず、次のヒットであっさりホームに生還
    され試合終了。 最終スコア 2-9


戦評:監督として初の公式戦でしたが、反省点がたくさんありました。
   まずは試合の入り方の確認を細かいところまでしなかったこと。
   自分が当たり前だと思っていることと、生徒の意識とのギャップ
   を埋め切れませんでした。
   もうひとつは前日の練習試合でコウイチロウを投げさせて、
   疲労をためてしまい万全の状態でマウンドに立たせてあげられ
   なかったことです。

   部室の鍵当番の件でチームがそろって緊張感をもってスタート
   出来なかったことが今日という日を象徴しています。練習中に
   出来ていたことが試合で出来ずに、あれだけ自分たちで点を
   やってしまっていては、実力的に劣らないチームとあたっても、
   少し経験のあるチームとはミスの数で差がでてしまいます。
   打線はつながっても、ここ一番で経験のあるはずの上級生が
   かたくなってしまうのを克服できなかった私の責任もあり、
   今日は負けるべくして負けた試合です。

   試合の入り方についてこちらが細部まで確認しなければ出来
   ない生徒たちなのだろうか? 今まで自分たちで考えさせ、
   動こうと練習してきたことは何だったのか私も考えさせられた。
   神様はいろいろなところで注意を促すサインを出してくれて
   いたが、結局そのことを生徒たちはプレイに結びつける気が
   なかったのか、私の伝え方が甘かったのか。これまでソフト
   路線でほめる指導をしてきたが、厳しさももっと必要である
   ような気がした。 身についた技術を使うのは心であり、
   その選手の人間力である。そこの面がまだまだ、まだまだ
   不十分であった。 経験不足については練習試合を数多く
   こなすしかないのだが、今日勝てば真剣勝負があと2試合出来
   ただけに、あまりにも高すぎる授業料を払ってしまった。

   しかし、秋と比べれば野球の質が変わってきたことも事実で
   あり、チャンスメイクが出来るようになったことについては
   生徒も自信を持てるようになったようである。 気持ちを
   切り替えて新年度のスタートを切りたいと思う。

夜のミーティングの内容は続きへ
ミーティングでは、今日の課題で出来たこと、反省点を
確認した後、危機感をあおるためのひとつの賭けになるが、
コンバートの案を提示した。

投 コウイチロウ
捕 リョウタロウ
一 ぐっさん
二 ユズ
三 タイシ
遊 タケチャン
左 コウジ
中 ミチアキ
右 トモアキ

生徒たちはあっさり「とりあえずやってみよう」という答えを
話し合いで出してきたが、中途半端な考えでコンバートする気は
こちらにもないので、明日も徹底的に話し合わせる予定。

新入生によってチームが活性化されることを
切に願っています。
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