駆け出し顧問の練習日記

中学野球部員の生き生きした日常を一般公開します。私の監督としてのスキルアップも目指しています。

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先ほど、NHKの「クローズアップ現代」という
番組を見終わったところです。

松坂、岡島、松井稼頭夫の今シーズンを振り返る
という企画でしたが、その中でメジャーで低迷
していた松井稼がなぜ復活できたのか、その理由の
ひとつを垣間見ることができました。

なかなか結果が出ずに色々な人にアドバイスを
仰ぐ中で、松井は西武時代のコーチをプライベート
コーチとして雇い、2年間徹底的にあるものを
見直したそうです。

彼が見直したものは、

キャッチボールを初めとする基本動作

でした。なんと、1日5時間、それを2年間来る日も
来る日も基本動作を徹底的に見直して、体に叩き込んだ
そうです。ボールを投げる時の腕の角度やステップの
位置、足の運び方までビデオに撮って、同じ動きが
意識しなくてもできるようになるまで練習したとのこと。

基本動作=「体が一番効率よく動ける、理にかなった動作」
という言葉を中学生の時に参加した野球教室で聞きました。

身体能力が高く、ちょっと教えると何でもすぐ出来てしまう
松井選手は、ひよっとすると細かい動きまでそれほど意識
して練習する必要が無かったのかもしれません。

メジャーリーガーのプライドを捨てて、キャッチボールから
やり直した彼の素直な向上心に関心しました。

そして、中学生が毎日行っているキャッチボールや走り方、
体重移動の基本動作にこだわって、突き詰めてやることが
結局上達への早道なのだ、ということを改めて教えられた
気がします。

プロが最高の舞台で結果を出すためには、誰しもが
血のにじむような努力をしているはずなのですが、
松井稼に関してもそれは例外ではなかった、という
ことですね。 素晴らしい!!
今日は2年生が修学旅行に出発。1年生は妻籠馬籠に
学年行事で行ってきました。

例年学年行事の日は雨にたたられるのですが、今日は
何とか天気も持ってくれました。1年生の寮生は、
帰ってきた後寮のまわりで自主練習をしていました。
感心です。

2年生は柏のR中と交流行事があり、R中野球部の先生
から「マコトキャプテンと挨拶できました」と報告の
お電話がありました。明日はディズニーランドで楽し
んできてもらいたいと思います。

さて、先日読んだ新聞で、野球を頑張っている公立高校
の甲子園を目指した取り組みのシリーズが連載記事に
なっていました。 学ぶところが多かったので紹介
したいと思います。

まずは、愛知県立大府高校の取り組みです。

部訓は「野球選手である前に立派な高校生たれ」

学校行事では、野球部員は全校生徒の中心となって
活動し、またテストで赤点を取った部員は練習に
参加できません。

部活が休みの月曜日は、朝から部員全員で校内の
トイレ掃除をし、学校への感謝の気持ちを行動で
あらわしているそうです。

監督さん曰く、「社会に出れば我慢しなければいけないこと
がたくさんある。そのためにも忍耐力が必要で、いい加減な
人間はプレーにもいい加減さが出る」とのこと。

私も、自分自身の問題として肝に銘じなければなりません。

「野球人生にはいずれ終りがあり、野球を通して野球以外で
生き抜く力をつけさせてあげたい」というのは前監督さんの
モットーだったそうです。

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また、今年の夏の甲子園を制した佐賀北高校は、
野球部の年間活動費は60万円・ナイター設備もなく、
創意工夫して廃棄品の信号機やコンテナなどを使った
練習用具などを自作。

去年私もラダーを自作しましたが、もっともっと工夫
している学校は他にもたくさんあるのだな、まだまだだな
と学ばせてもらいました。

佐賀北高は進学校ですから、まずは文武両道の徹底。
「テスト前は缶詰めにして勉強させる。そうすると試験が
終わって野球がしたくなる。」という狙いもあるそうです。

監督さんの持論は、「進学校が練習量で勝る強豪校を倒す
には体力をつけるのが大切」

練習の3分の1は体力作り、3分の1は基礎的な技術練習に
充てられるそうです。「走っている印象しかない」――。
グラウンドを共有するサッカー部員がそう感じるほどの
徹底ぶりだったようです。先発メンバーの半数以上が170
センチに満たない小兵軍団でしたが、他校の体の大きな
選手に体力は負けない自信があったとのこと。

打撃練習は平日にはほとんど行われないそうで、
2007年の佐賀北も、本格的な守備や打撃練習が
始まったのは夏の大会直前だったということでした。

「選手には常々、何事に対してもプラス思考と感謝の気持ち
を忘れないように言ってきかせています」

という監督さんの言葉も印象的です。

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公立高校の取り組みは、「うちの学校にもできることが
まだまだたくさんある」ということを気づかせてくれます。

なぜなら、うちの中学と比べて恵まれない環境の
学校が前向きに、ひたむきに徹底して取り組むこと
で活路を開いているからです。

去年の自分の気持ちを振り返ってみると、「環境を
変えたい」「ルールを変えたい」ということが
先走っていました。 そういう姿勢が生徒達にも
伝播していたのかも知れません。 

前向きに、積極的に「現在出来ることの中でベストを
つくしていく」「出来ないことよりも出来るようになった
ことにスポットライトを当てていく」ことをもう一度
強く意識しながら頑張っていきます。

明日は、大府高校の「伸びる選手の条件」について
書きたいと思います。
甲子園では、今大会屈指の速球投手である佐藤くん
を擁する仙台育英が今日姿を消しました。155キロ
の真っ直ぐをもってしても、勝てない時は勝てないのです。

一挙5点を取られたあのイニングだけでしたが、
一本調子になって、真っ直ぐに完璧に合わされて
しまったことと、今日の佐藤くんの真っ直ぐは
初戦に比べて微妙にシュート回転していたように
見えました。

やはりどんないいボールをもっているピッチャー
でも試合中に配球の組み立てを変えいったほうが
いい。これは中学生にもあてはまることではない
でしょうか。

前チームで登板経験のあるヨシヤにあてはめると、
一巡目は真っ直ぐとチェンジアップで組み立てる。
二巡目にはスライダーも混ぜていく(夏合宿で教えます!)
三巡目は打者ごとにカウント球、勝負球を変えていく。

という風になれれば、かなりいいピッチングができるでしょう。

今年のピッチャーには、真っ直ぐをあるていど思い通りに
投げられるだけでなく、真っ直ぐ以外にカウントを取れる
ボール、そしてウイニングショットの3つをマスターして
もらい、ひとつ上のレベルの投球ができるようになってもらいたい
と思っています。

そうは言っても、どのピッチャーでも一本調子になってしまう
イニングはあるもの。打者の視点で置き換えれば、速球だけで
勝負してくるピッチャーは工夫次第で攻略できるチャンスが
必ずある、ということ。

今日の智弁学園に限って言えば、一巡目からバットを少し余して
持って狙い球を真っ直ぐ一本に絞っていた。そしてそのまっすぐを
必ず打ち返してやろう、アウトになっても粘って球数をなげさせよう
という工夫を全ての打者が行っていたということです。そういう
表にでてこない打席での努力があの5点をとったイニングに結実
したのです。

去年はうちもだいぶ速球派のピッチャーにはやられました。

ありがたいことに、今年はマシンを入れていただけるので
スピード対策はしっかりできると思います。

今年は今日の智弁学園を見習って、速球派を攻略し、
今日の佐藤くんのピッチングを教訓に、勝てるピッチャーを
つくっていけるといいなと思っています。
最近の高校野球の傾向というのでしょうか。

一試合に一人のピッチャーが完投するチームは
減りつつあるように思えます。

今年の甲子園大会も例外ではありません。
継投がうまく行くか、いかないかが明暗を
分けています。


私は高校生の継投策には賛成です。

むしろメジャーリーグのように球数の決めて
投げさせてもいいと思っているくらいです。

理由は、やはり投げすぎによる怪我を防ぐことです。

ただ、継投はリリーフピッチャーが100%の力を
発揮できて初めて成立し、うまく行くもの。そこで
継投のタイミングを見極める監督の手腕が問われます。

プロ野球ではリリーフを専門にやっているピッチャーが
基本的に出てきますから、自分の気持ちのコントロール
や試合の入り方もだいたいうまく行く事が多いのですが、
高校生、ましてや中学生に関しては登板させるタイミング
が全てといっても過言ではありません。

そのリリーフ投手の性格的なものや当日のコンディション、
モチベーションなどすべてを総合判断してベストな
タイミングで継投させる。

今年の甲子園ではそのタイミングの見極め方を学びたいと
思っています。

みなさんは高校野球の継投や投球数に制限を設けることに
ついてはどう思われますか??
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